先日、tamaki niime(玉木新雌)さんの工房がある西脇市に行ってきました。
のどかな風景の中に、工房兼ショップがあります。
着いて早々、目に飛び込んできたのは、仕上がり目前のカラフルなショール達。
これは、出来上がったショールを一度洗いにかけ、干している様子。なんだかワクワクしました!
そして、まだお会いしたことがなかったデザイナーの玉木新雌さんに対面。
いろいろ、お話をお伺いしました。
まずは、工房の中を見学しながら、玉木さんに織機の説明をしていただきました。
こちらは、1960年代製の力織機。
使わなくなった織機を譲り受けたそうですが、織る時に非常に手間がかかり、1日で織れるショールは10枚程。
機械が古いのでメンテナンスが出来る方も少なく、玉木さんご自身もメンテンスを習得中のようです。
けれど、織り手の好きなタイミングで糸の配列を変えたりできるため、only oneショールは、玉木さん自ら1枚1枚、この古い織機で織るそうです。
こちらは、1970年代製のレピア織機。
効率化され、パターン、糸の色など機械に情報を取り込むと自動で織れるそうです。試作を作る時や、
EHSで多く取り扱っている作品(rootsシリーズ)は、こちらの機械で織られています。
tamaki niime(玉木新雌)では、糸にもこだわりが。作りたい色を職人さんに頼んで染色しているそうで、工房の壁側はカラフルな糸でいっぱい。
そして、そのたくさんある糸の中から何本か違う糸を紡ぐことで色に奥行きが生まれ、tamaki niime(玉木新雌)ならではの魅力ある作品となるのです。
この写真は工房の横にあるショップ。
今回はEHSで販売する商品のピックも兼ねての訪問。どれにしようか・・・これだけあると悩みます。。。
ちなみに、スタッフCはお気に入りを見つけていました笑!私はというと、悩みすぎて時間切れ~。。。
この日来店されていたお客様も、2時間ほど悩まれていたご様子。
これだけあると悩んで当然!どれも色の組み合わせが素敵で、なんといっても、肌ざわりが心地いい。
何本も買ってしまいそうになります。
最後に玉木さんご自身に、お手入れ方法など質問させていただきましたので、ぜひ参考にして下さい。
Q1:ショールの色の組み合わせは?
A:まずパターン(柄)をモノクロで考えてから色をのせるそう。
Q2:今後新しいアイテムを作る予定は?
A:ニットを試作中。(写真で玉木さんが着用しているニットを参照。)
Q3:洗う使用している洗剤は?
A:現在は、市販のもの。来シーズンから、別の洗剤を使用する予定。
(ちなみに新しく使用する洗剤の香りはラベンダー。販売も予定しているそうですよ!)
Q4:お手入れ方法は?
A:コットン100%→細かいネットに入れて洗濯機で洗濯ができます。コットンウール→ドライクリーニングで。
Q5:購入した時のようにふんわりさせるためには?
A:洗う→ちゃんと脱水→10分~20分程度乾燥機にかけ→干すとふんわりとなるそうです。
※ 但し、ウール混のものは縮みやすいので乾燥機はおすすめしません!
Q6:糸を引っ掛けた場合、切れた場合は?
A:引っ掛けて糸が切れていない場合は、縦、横に少しずつ引っ張って直す。
糸が数本切れた場合は、飛び出している糸を途中でカットしても大丈夫だそうです。
tamaki niime(玉木新雌)工房・ショップ
定休日:月・火
Open:11:00~18:00 工房の中も見られるそうなので、ぜひ足を運んでみて下さいね。
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