友人のご主人が陶芸家で、近くのギャラリーで扱っているのを雑誌で知り
先日見に行ってきました。
最近は20代位でも器に詳しい人が多いなあと感じます。
ナチュラル系だけでなくOL世代のファッション雑誌や
小さな雑貨屋でも作家物の器を取り上げてますね。
私は元々料理が苦手(というか、しない)だったので
器やキッチン用品にそこまでこだわりはありませんでした。
しかしここ何年か仕事上、器に触れる機会が増えて
今では外食時に器をチェックしたり
器に合う料理はどんなだろう？と考えてみたりするように。
器の使い方は無限です。
特に○○用などと考えず、ある時は煮物用、ある時はサラダを、
あるいは季節の花をさりげなく挿してかざったり…という具合に。
また器は一点ごとに表情が違うものが殆どです。
染付けの色や形の違い、時には大きさや厚みも見て分かるぐらい
違うものがあります。
でもそれはそれで味があるし
人間と同じく個性があるんだなと思えてきます。
また使い込む度に少しずつ色が変わっていくのを
「景色を楽しむ」と言ったりします。
一つずつ丁寧に作られた物は皆そうですね。
器だけでなく、バッグやアクセサリー等。
時間と共に少しずつ変わってゆく色や風合いを
自分の暮らしぶりと重ねながら見つめてみると
どんな物も長く大切に扱える気がします。
