大人女子、春の映画まつり。

今日は映画レビュー2本立て♪
先日のアカデミー賞受賞作『英国王のスピーチ』と話題作『ヒアアフター』を観てきましたー。

まず、『英国王のスピーチ(The King’s Speech)』。

イギリスで知らない人はいない、という国王ジョージ6世の実話を映画化した、という事と
ヘレナ・ボナム・カーターが出ている事以外全く知らないまま映画館へ。
先入観全くなしで観たのが良かったのか、華やかさはいっさいないけれど
とても心にしみる映画でしたよー。

英国王のスピーチ(The King's Speech)

生まれた時から進む道を決められた環境にある王族のつらさは
一般の人々には決して分からないかもしれません。
けれど言語療法士ライオネルの国王に対する接し方や会話を通して
彼らも私たちと同じ様に悩みながら生きていく一人の人間だってことが
分かったような気がします。

続いて『ヒアアフター(Hereafter)』。
こちらは大御所Cイーストウッド監督作×Sスピルバーグ製作、そんでもってマット・デイモン主演、と
私でも知ってるメンバーがずらり。

ヒアアフター(Hereafter)

ですが、こちらも派手さは皆無。
まるで小川の様にゆっくりとストーリーがすすんでいくのが予想外で
それがまた良かった!
ざっくりいうと、全く関わりのなかった3人がそれぞれ死について考え
今を生きる一歩を踏み出すという話。
死後の世界というと、なんだかうさん臭いものですが
そんなふうには感じさせない、見事な描き方でした。
言葉での説明が少ないのも良かったのかも。
1つ1つのシーンを見て、感じることでじわーっと心が温かくなる
深ーい映画です。
私は小さい頃から、死んだらどうなるのかと思うと怖くて眠れなかったので
マーカス君にはかなり共感し泣かされました(笑)。

実はもう一本『恋とニュースの作り方(Morning Glory)』も観たんですが
そちらは「恋に仕事に頑張る女子系」なので
あまり深く考えずにさらっと楽しめる内容になっております。
そしてハリソン・フォードの劣化ぶりに愕然とします…(笑)。

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