アメリカで起きた実話がベースとなった映画『127時間(127Hours)』を観てきましたー!
私は心待ちにしていたのですが、それほど話題にはのぼっていない様子で
公開初日にもかかわらず、劇場内はなかなかすっきりしておりました(笑)。
自然に恵まれたユタ州のブルージョン・キャニオンで大地の裂け目に滑落し、岩に挟まれて
身動きのとれなくなったアーロン・ラルストンが生還するまでを描いた作品。
この実話が起こったのは2003年のことで、当時話題となったそうですが
私は全く知りませんでした…。
なので、ついうっかりうちの男性スタッフに「最後どうなるのかねー?」なんて聞いてしまい
観る前に結末を語られるという、とほほなことに。
でもそんな風に結末を知っていても、この作品は十分引き込まれます!
観る前はレビューなどで「自由気ままで他人を顧みなかったアーロン」みたいな印象が強かったのですが
観終わった後、「気さくでいい人、ユーモアも強さも持った人だから助かったのだなー」と思いました。
TVドラマの『仁-JIN-』に出てくる「神は乗り越えられる試練しか与えない」という言葉を
ふっと思い出しましたよー。
「生きる」というか「生かされている」というか、自分の生き方を見つめ直すことの
必要性を感じます。
ちょっと海外のPVを思わせるようなスタイリッシュな映像がちりばめられつつ
基本は男前(大事なことです!)ジェームス・フランコ(James Franco)の一人芝居。
そしてなんといっても大自然の美しさや怖さ。
そのコントラストやバランス感がとても良かったです♪
ちなみに、脱出直前のシーンは医療ドラマに慣れたこの私でも
目をそらさない様にするのに必死というぐらいの壮絶さでした…。
でも女の人の方がそういうの強いっていうし、大人女子の皆さんも
相当覚悟した上でぜひ!
監督ダニー・ボイル(Danny Boyle)の代表作『スラムドッグ$ミリオネア』も今度観てみたいと
今更ですが(笑)思いました。