キリムですてきなお部屋にしてみる!

オールドキリム L/Azarbaijan

インテリア・雑貨大好きな大人女子の皆さま、こんにちは。
今日は最近じわじわと人気上昇中の手織物・キリムをご紹介しますよー。
なんでも、TVの某有名番組で紹介されたらしく、大手のインテリアショップでも
特集していたります。

キリム(Kilim)とはトルコやイランなど西アジアの遊牧民たちの必需品として
古くから作られてきた毛足のない手織物。
「キリム」という言葉はトルコ語で「平織りの織物」という意味だそうなので
ずばりそのまんまですねっ。

羊毛などの糸を草木染めで鮮やかに染め上げ、模様は全て遊牧民たちが身近にいる動物たちや
植物、空などの美しい大自然をモチーフにして自由に織り上げていきます。
ちなみにこんな感じの織り機。

キリムの織り機

伝統的な配色やパターンなど、地域や部族に代々受け継がれてきたものもあるそうですが
「オールドキリム」と呼ばれる40〜100年程前の物は基本的に同じ物がない、オンリーワンなのだとか♪

オールドキリムは遊牧民たちが自分たちのために作ったものなので
EHSでも取り扱っている小さいサイズは、元々大きなサイズだったものを
いくつかにカットして加工しています。
そのため模様が途切れていたりしますが、それもまたオンリーワンの「味」ですねー。

1950~60年代頃にヨーロッパのインテリア市場で脚光を浴びてからは
商業用としてニューキリムが作られるようになりました。
ニューキリムはそのサイズにバランスよく模様がおさまっています。

  • オールドキリム S/ネイビー×ブラウン
  • オールドキリム M/ブラウン×オレンジ
  • ニューキリム M/ベージュ×レッド
  • ニューキリム L/Shiraz

オールドキリム S/ネイビー×ブラウン
オールドキリム M/ブラウン×オレンジ
ニューキリム M/ベージュ×レッド
ニューキリム L/Shiraz

Sサイズはキャビネットやテーブルの上などにちょっとした小物をディスプレイしたい時によいサイズ。
一般的なランチョンマットよりひとまわり大きいぐらいです。
たとえばフォトフレーム、キャンドル、エスニックなオブジェ、旅の思い出の流木!などなど
好きな物をディスプレイしちゃってください。
もちろん何も置かないのもありです♪

Mサイズはご覧のとおり、足下に敷くフロアマットにちょうどよいサイズ。
一人暮らしやコンパクトな住まいでもS、Mサイズなら気軽にキリムを取り入れられますよー♪
お国違いですが、モロッコのバブーシュと好相性ですねー♥

センターラグとしてお部屋の主役になるのがLサイズ。
オールドキリムはなかなか勇気のいるお値段ですが
遊牧民たちが親子数代で使い続けるほど丈夫だし、やはり色合いや柄の美しさなどを考えると
「一生もの」として清水の舞台から飛び降りるのもありかと(笑)。
ご家族でじっくり検討してくださいねー♪

ちなみに100年以上前の「アンティークキリム」と呼ばれるものは
とんでもなく高価!
確かにほんと、すてきだけどねー…。

おすすめインテリア雑誌『COTE SUD』

キリムは海外ではかなりポピュラーなようで
私の好きなインテリア雑誌『COTE SUD』でも時々登場するほか
ネットでもキリムをすてきに取り入れたインテリアがいろいろと見られます。
下の画像の右下のように「キリムづくし」でなくとも
左の画像のようにポイントとして使うならすぐに真似できそうです。
白ベースのなんとなく北欧テイストな部屋にもしっくりくるのが分かります。

キリムをすてきに取り入れたインテリア

また、キリムについてとことん追求したい方は下記の2冊を手に入れてみてはいかがでしょう?
贅沢にキリムを使った夢のような写真ばかりでも、その中にはきっと
ご自分の部屋にも参考になるヒントがたくさんあるはずですよー。

Kilim the Complete Guide
Living With Kilims

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