ならまち。

関西ではすっかり定着した「ならまち」。
奈良市街地の通称で最近人気のエリアです。
雑誌や様々な媒体で紹介されていて気になっていたのですが
最後に奈良へ行ったのはもうずいぶんと前。
「ならまち」なんて呼び方すら知りませんでした。

1999年から毎年8月の10日間だけ行われている『なら燈花会』。
広大な自然の中に古代日本のおもかげが今も残るならまちに
数え切れないほどのろうそくの灯りがともるのです。
キャンドル好きにはたまりません!

先日久々のまとまった休みがあったのでついにその燈花会へ行ってきました!

何年ぶりかの奈良ということもあり
ずっと行ってみたいと思っていた「くるみの木」と「秋篠の森」へ立ち寄ってから
行くことにしました。

「くるみの木」とはナチュラル派や雑貨、カフェ好きなら知らない人はいないと思われる
石村由起子さんが手がけるショップです。
「秋篠の森」は「くるみの木」の姉妹店のような雑貨店とゲストハウス。

奈良 秋篠の森

ネットや大阪の百貨店で行われる期間限定イベントでその雰囲気や
扱っている商品は見ていましたが
ナチュラル界の聖地はやはりそこだけ違う時間が流れているかのようでした…。
特に「秋篠の森」はまるで外国?いや、トトロの住む森?

さて、そんな聖地を堪能しいよいよ本命の燈花会へ。

18:30頃から徐々に辺りが暗くなり始め、19:30頃には点灯が完了。
かなり広い範囲の寺院や公園で点灯しているのですが
一番きれいだったのは浮雲園地というエリア。
燈花会の会場はどこもすごい人ごみだったのですが
天の川を間近で見ているような美しさでした。

燈花会 浮雲園地

最後に奈良県庁の屋上展望スペースで行われた
「天中大和茶カフェ」へ。
燈花会の折に合わせて知られざる銘茶「大和茶」を
東大寺・奈良公園などを眼下にしつらえたイベントです。
ここの空間構成を石村由起子さんが手がけたということでかなり期待。
使われていた小物(タペストリーや盆、氷など)は全て奈良のものだそうです。

準備の間屋上からならまちの夜景を見たのですがとてもきれいでした!
めずらしく涼しい日だったので風も気持ちよかったし。
奈良の茶農家の方が直々に淹れてくださった大和茶は
3杯とも違うおいしさがありびっくりしました。

ロケーション、しつらえ、お茶、お茶菓子などその時間や空間全てが調和した
心地よさがあり本当に行ってよかったと思います。

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