ボーダーforever,ネオアコforever

ボーダーのTシャツと言えばSAINT JAMES(セント・ジェームス)のバスクシャツ。
そして私の中で、セント・ジェームスのバスクシャツと言えば、ネオアコ(ネオ・アコースティック)♪

セント・ジェームスは何となく分かっても、ネオアコというと若い皆さんには「?」だと思うので
ざっくり説明しますと、80年代に人気のあった音楽のジャンルのひとつ。
主にイギリスのアーティスト中心で、この影響を強く受けたのが、日本のフリッパーズ・ギターや
カジヒデキなど「渋谷系」の方々。
「渋谷系」と聞くとボーダー=ネオアコも何となく分かっていただけるのでは?

私が特に好きだったのはAztec Camera(アズテック・カメラ)、The Trash Can Sinatras(トラッシュ・キャン・シナトラス)、Prefab Sprout(プリファブ ・スプラウト)、The Sundays(ザ・サンデーズ)、The Smith(ザ・スミス) などなど…と挙げ出したらキリがありません♪

当時アズテック・カメラとトラッシュ・キャン・シナトラスのライブに行ったら
会場でのボーダー率が異様に高かったのがとっても印象的でした(笑)。
なんとなくおしゃれな感じで透明感や瑞々しさのあるサウンドが、ボーダーのイメージと
しっくりくるからなのでしょうか。

その後ネオアコもセント・ジェームスも徐々に影を潜めていったようですが
数年前からセント・ジェームスはじわじわと復活、各セレクトショップでも
手に入るようになってきました。

その間、私個人は地味に活動を続けているネオアコ・アーティストが気まぐれにぽろっと出す
newアルバムを聴きながら一人「やっぱネオアコっていいわー♥」などとつぶやいていましたが
バスクシャツをあちこちで見かける様になり、昔ネオアコにはまったけどすっかり聴かなくなった、
なんて人たちに、ふと「ネオアコ、forever!!」と叫んでみたい気分になったのでした(笑)。

おすすめネオアコ アルバム

A.LOVE/Aztec Camera

結成当時はグループでしたが後にRoddy Frame(ロディ・フレイム)のソロとなり
ネオアコの中では一番活動的な方だと思います。
初期の2作も瑞々しすぎるぐらい良いので本当は全部聴いていただきたい!

B.In The Music/The Trash Can Sinatras

スコットランド出身のFrancis Reader(フランシス・リーダー)を中心としたバンドの
2009年作。
最もネオアコらしいのは1stの『Cake』ですが、もの凄い久々に出たアルバムが
想像を遥かに超えた良さだったので。
2006年、2009年のフジロックにも出演しました。

C.Peacetime/Eddi Reader
Eddi Reader(エディ・リーダー)はトラキャンのフランシスのお姉さん。
最近はスコットランドのトラディショナルミュージックにも積極的な(これがまたいい!)
素晴らしいシンガーです。
元々はFairground Attraction(フェアーグランド・アトラクション)というバンドで
一躍有名になったのですが、1枚のアルバムで解散し、その後着々とソロ活動しています。

D.Steve McQueen/Prefab Sprout
これは、私が好きすぎてどうしようもないバンド(笑)。
確かこのブログでもホリデーソングを1曲ご紹介しましたね。
ネオアコとはちょっと違う、という感もありますが、ヴォーカルのPaddy McAloon(パディ・マクアルーン)の
ソングライティング力はただただ凄いとしかいいようがない、というか言葉が見つかりません!

E.Reading, Writing, And Arithmetic/The Sundays
ヴォーカル、Harriet Wheeler(ハリエット・ホイーラー)の透きとおるような声が印象的な1990年の1sアルバム。
今までこのバンドを知っているという人には1人しか出会ってません!
さらに97年の3rd発表後14年も音沙汰なし。
それでもサウンドはいつ聴いても新鮮に感じてしまうから不思議です。

F.Louder Than Bombs/The Smiths
たぶん、今回紹介する中で一番メジャーなバンド。
ヴォーカルのMorrissey(モリッシー)とギターのJohnny Marr(ジョニー・マー)という
2大巨頭がそろってますので。
オリジナルではなくベスト盤、ですが内容は充実しているのでスミスは初めて!の人にもおすすめ。
英語の歌詞が分かる人はそちらもじっくり味わってみてください。

今回はすっかり長くなってしまいました。
好きな音楽を語るとどうも話がつきませんね。
セント・ジェームスが決して色あせることのない、永遠の定番であるように
私にとってのネオアコサウンドもまた、決して色あせることのない、永遠の定番であり続けるのだろうなと
これを書きながら改めて思いましたー。

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