ファッションを「読む」!?

大人女子の皆さまこんにちは!
最近、ベーシックに固執してアグレッシブさに欠けていたことを反省している
スタッフCです♪

世の中にはどんなに歳をとっても「素敵だなー」「輝いているよなー」という方が
たくさんいます。
年金とか保険とか、年老いた時の経済的な計画も大事なんだけど
やっぱり気になるのは「かわいい」歳の重ね方ですから(笑)!
そこで最近手にとったのがこの2冊。

島田順子スタイル&誰でも美しくなれる10の法則
左:島田順子スタイル
右:誰でも美しくなれる10の法則

まずは、素敵なおばさまの1人であるデザイナー・島田順子さんのスタイル本

順子さんを初めて知ったのは、雑誌『装苑』。
今は無き『ジュニアスタイル
(後に『JUNIE』と名を改め、廃刊となってしまった)とともに
私の青春の一部とも言える存在です。

当時の『装苑』は今ほどモード色が強くなく、掲載されている洋服の
パターン(製図)がついていて、ハンドメイド大好き少女だった私は
JUNKO SHIMADAのキュートなワンピースに一目惚れしつつも
中高生には難易度の高すぎるパターンを見つめて「これ、作れないかなー…」なんて
ため息をついていたのでした。
(※『装苑』『ジュニスタ』を語ると長くなるので、それはまたの機会に)

ノースリーブでローウエスト、トップスのバックがレースアップになってて
スカートのギャザーのボリュームもパーフェクトだったなー。
今もしあのパターンがあれば絶対作るんだけど(笑)。

『島田順子スタイル』をちらっと

ちょっと話がそれましたが、この順子さんの本。
ひとことで言えば、書籍版『情熱大陸〜島田順子』です。
ファッションはもちろん、アトリエやパリのアパルトマン、自宅まで
順子さんのライフスタイルを紹介。
30代の私にもなかなかできないような遊び心いっぱいの着こなしを
披露していらっしゃいます。
なにしろ脚がきれいっ!
70歳にしてハイヒール、膝上丈のタイトスカート、ショートパンツまで
完璧なバランスで着こなす姿。
好きなものをその時の気分で自由に着る」とさらりと言っていますが
小物使いやバランスはさすが。
デザイナーだからあたりまえっちゃあそうなんだけど。

ちなみにトレードマークであるポンパドール&ラフなまとめ髪は
私の憧れのヘアスタイル♥
50代になったら真似してみたいです!

そしてもう1冊は、このブログで何度も取り上げた(詳しくはこちらをどうぞ!)
TV『project RUNWAY(プロジェクト・ランウェイ)』で
デザイナーたちに的確なアドバイスをするティム・ガン師匠(Tim Gunn)
誰でも美しくなれる10の法則(A GUIDE TO QUALITY,TASTE&STYLE)』。
日本版のタイトルはなんだかいまいちですが…。

ティム師匠は以前NHKの教育テレビでも『ティム・ガンのファッションチェック(これまたいまいちなタイトル)』
という人気番組に出ていた方。
元パーソンズ・スクールのファッションデザイン学部長で
独特の表現でダメ出しをしつつ、ユーモアのあるナイス・ゲイです♪

よくある「幸せになれる…」とか「彼氏ができる…」的なものではなく
かなり実用的かつ、ある意味マニアックな内容(笑)。
専門的な用語や日本ではなじみのないブランド名、人物名が出てくるなど
ファッションに全く関心がない人よりも、関心の高い人向けという感じがしますが
「なるほどねー」「ごもっとも!」と思う事がいっぱい。

アメリカ(西洋)と日本の文化や暮らし方はそもそも違うので
この本の内容をそのまま実行に移すことは現実的でないですが
「10の必須アイテム」や「ショッピングのコツ」などは充分通用するかと。

この2冊を読んで思ったのが、ファッションは
好きかどうか、ハッピーになれるか、つまりときめくかどうか
が大切なのかなということ。
順子さんは「その時の気分に合うもの」を手に取り
ティム師匠は「着ていてハッピーになれないものとは決別すること」と言っています。
「好きだけど…」「高価だけど…」なら、たぶんそれは違う=選ぶべきでないんだ
ということです。

むむ?これってもしかしてこんまりさんの『人生がときめく…』(こちら参照!)と
同じこと言ってるんでは?
恐るべし、こんまりさん(笑)。
ときめき」は国境もジャンルをも超えたキーワードなんですねっ★

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